シェイクスピア全37戯曲、
いよいよ37作品目。
2021年6月上演決定!
当日券について |
完売につき当日券はございません。
駐車場について |
➊ 市民公園駐車場 約280台
➋ 図書館西第1駐車場 約 80台
図書館西第2駐車場 約 60台
➌ 相撲場駐車場 約 80台
➍ 市民公園第2駐車場 約170台
※駐車場は大変混みあいます。
できるだけ公共の交通機関をご利用ください。
入待ち/出待ちについて |
本公演においては《入待ち・出待ち》及び、その他滞留行為はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
そのような行為が見受けられた場合は、係員からお声がけさせていただくことがございますので、ご了承下さい。
会館の敷地内ではスタッフの指示・案内にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。
祝花/プレゼントについて |
恐れ入りますが、出演者へのお手紙やプレゼント、お花(スタンド花・楽屋花含む)のお預かりはご辞退させていただきます。
クロークについて |
大きな荷物を預かるクロークはございません。キャリーケースなど大きなお荷物は、お近くの駅などのコインロッカーをご利用ください。
公演概要 |
公演日程 |
2021年6月26日(土)12:00/17:30 2021年6月27日(日)12:00 2021年6月28日(月)12:00 |
公演時間 |
2時間45分(予定) (1幕/1時間15分、休憩/20分 、2幕/1時間10分) |
会場 |
鳥栖市民文化会館 大ホール (佐賀県鳥栖市宿町807−17) |
料金 |
S席 13,000円/A席 9,000円/B席 6,000円 前方サイドシートS席 13,000円 ※全席指定・税込 ※未就学児入場不可 ※前方サイドシート席はステージの一部がご覧になりづらい可能性があるお席です。予めご了承ください。 ※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。 ※転売目的のチケット購入はご遠慮ください。判明した場合、ご連絡を差し上げる場合がございます。 ※やむを得えない事情により、出演者並びにスケジュールが変更になる可能性がございます。予めご了承ください。 ※本公演は、政府・地方自治体のガイドラインに基づき、感染症対策を十分に行った上で、通常配席で販売いたします。 |
発売日 |
◆インプレサリオON-LINE先着先行発売 2021年3月20日(土)12:00~ <先着順・座席指定可> ※インターネットのみの受付となります。 ◆一般発売日 2021年4月10日(土)10:00~ |
プレイガイド |
鳥栖市民文化会館 ☎0942-85-3645(9時~17時/火曜日休館) |
主催 | RKB毎日放送/インプレサリオ/鳥栖市/鳥栖市教育委員会/鳥栖市文化事業協会 |
協賛 | 久光製薬株式会社/株式会社毎日新聞社 |
制作 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/ホリプロ |
企画 | 彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会 |
お問合せ |
info@impresario-ent.co.jp |
弊社よりご案内している販売窓口でご入場券をご購入後、やむを得ない事情でご観劇いただくことが困難になったお客様は、定価以下でのリセールを行っている以下のサービスのご利用をご検討くださいませ。
※リセールサービスのご利用はご自身の責任においてお願い致します。弊社ではこれらのサービスの利用に伴う損害、不利益その他のトラブルについて、一切責任を負いかねます。
1998年のスタート以来、芸術監督蜷川幸雄のもとで、国内外に次々と話題作を発表してきたシェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指す彩の国シェイクスピア・シリーズは、2016年10月にシリーズ二代目芸術監督に俳優・吉田鋼太郎が就任し、翌年12月に『アテネのタイモン』でシリーズを再開させました。昨年2月に上演した『ヘンリー八世』では、その演出手腕が高い評価を受け、本シリーズに更なる弾みをつけたといえるでしょう。
しかし、世界的に大流行となった新型コロナウイルス感染症の感染拡大の余波を受けて、さいたま公演終盤4公演が中止、その影響は6月に上演を予定していたシリーズ第36弾『ジョン王』にも及び、全公演中止を余儀なくされました。
未だに続く前代未聞の状況下で、本シリーズはいよいよ最後の作品となる第37弾『終わりよければすべてよし』を迎えます。若き伯爵バートラムに恋する身分違いの孤児ヘレンを中心に、シェイクスピア喜劇で欠かせない魅力的なキャラクターたちが登場します。バートラムが縦横無尽に駆け巡り、ヘレンの一途な恋の行方に、最後まで釘付けになる本作品。シェイクスピア作品に造詣の深い吉田鋼太郎とフィナーレに相応しい豪華キャストによってお贈りします。
“終わりよければすべてよし” と、幕が下りる、その瞬間をお見逃しなく!
ストーリー |
舞台はフランス。ルシヨンの若き伯爵バートラムと家臣のパローレスらは、病の床にあるフランス国王に伺候するためパリに向かう。バートラムの母ルシヨン伯爵夫人の庇護を受ける美しい孤児ヘレンはバートラムに想いを寄せているが、身分違いで打ち明けられない。
ヘレンは優れた医師の父から受け継いだ秘伝の処方箋で瀕死の国王を治療し、見返りに夫を選ぶ権利を与えられる。ヘレンはバートラムを指名するが、バートラムは貧乏医師の娘とは結婚しないと断固拒否、しかし国王に𠮟責されしぶしぶ承諾する。やむを得ず結婚したもののヘレンと初夜を共にする気のないバートラムは「自分の身に着けている指輪を手に入れ、自分の子を宿さなくては夫婦にならない」と手紙で宣言し、伊フィレンツェの戦役へ赴く。
ヘレンは巡礼の旅という口実のもと、彼を追ってフィレンツェへ。そこでキャピレット未亡人の家に身を寄せ、当地でバートラムが大きな戦功を上げたこと、そしてバートラムが未亡人の娘ダイアナに求愛していることを知る。ヘレンは真の妻となるためにダイアナとキャピレット未亡人に協力してもらい、ある計画を実行に移す…。
キャスト |
バートラム:藤原竜也
ヘレン:石原さとみ
デュメイン兄弟:溝端淳平
ラフュー:正名僕蔵
ダイアナ:山谷花純
デュメイン兄弟:河内大和
ルシヨン伯爵夫人:宮本裕子
パローレス:横田栄司
フランス王:吉田鋼太郎
廣田高志 原慎一郎 佐々木誠
橋本好弘 鈴木彰紀* 堀源起*
齋藤慎平 山田美波 坂田周子
沢海陽子
*さいたまネクスト・シアター
1段目左より)藤原竜也、石原さとみ、吉田鋼太郎
2段目左より)溝端淳平、正名僕蔵、山谷花純、河内大和、宮本裕子、横田栄司
作・演出 |
作:W.シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:吉田鋼太郎
(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)
美術:秋山光洋
照明:原田保
音響:角張正雄
衣裳:西原梨恵
ヘアメイク:佐藤裕子
演出助手:井上尊晶
舞台監督:小林清隆
演出・出演者コメント |
■吉田鋼太郎(演出・出演)
彩の国シェイクスピア・シリーズ、いよいよ大詰めです。
師、蜷川幸雄の下に綺羅星の如き役者達が、スタッフが、そして大勢のお客様達が集いました。最後まで蜷川さんにやって欲しかった。見届けて欲しかった。そして一緒に祝いたかった。そう思います。きっと劇場の何処かで見守ってくれているであろう蜷川さんに恥ずかしくないような、喜んでもらえるような大団円にしたいと思っています。そうなるよう、今回の座組一丸となって『終わりよければすべてよし』に取り組みたいと思っています。名実共に「終わり良ければ全て良し」になるように。
藤原竜也の魅力と可能性は尽きる事が有りません。沢山の作品で御一緒しましたが、その度毎に様々な顔を見せてくれます。今回、戦争に出かけていく血気盛んな青年であると同時に、恋に落ちたり、仲間を騙したり、望まない結婚を押しつけられたり、多様な局面を演じなければならない竜也が、今度は、どんな顔を見せてくれるのか。そして、蜷川さんの一番弟子だった彼が、蜷川さんのホームグラウンドだった彩の国さいたま芸術劇場にどんな風を巻き起こしてくれるのか、楽しみで仕方有りません。
石原さん、いよいよ、シェイクスピア・シリーズ初登場です。王や貴族達といった登場人物の中で、石原さんの役は唯一身分の低い召使の少女です。そして不思議な力と魅力で王の病を治し、人々を魅了していきます。シェイクスピアの戯曲の中でも、非常に異彩を放つ特異な難役で、この役に当てはまる女優さんがなかなか思いつかず困っていた時、『アジアの女』という芝居で石原さんと御一緒して、「あっ、この人だ!」とひらめきました。清楚で純朴でいながら艶めかしく魔女のようでもある。石原さんです。稽古場で彼女の台詞の第一声を聞くのが、今から楽しみでなりません。
■藤原竜也(出演)
蜷川さん、そして鋼太郎さんの手によって創り上げられてきた「シェイクスピア・シリーズ」の最終作に出演させていただけること、本当に光栄に思います。新型コロナウイルスの影響で大変な世の中ですが、23年間を祝う、喜びに満ちた舞台をお届けできたらいいですね。
鋼太郎さんは、いつも役者としての自分の幅を広げてくれます。以前演出していただいた『アテネのタイモン』も刺激的な稽古場だったことを覚えています。鋼太郎さんのシェイクスピアは格別ですので、今回はどのような作品を創り上げられるか、今からワクワクしながらその時を待ちたいと思います。
石原さんは映画やドラマでは共演させていただいたことがありますが、舞台では初めてになります。鋼太郎さんからもステージ上での彼女の魅力は伺っておりますので、この記念すべき作品で一緒に表現できること、心から楽しみにしています。
■石原さとみ(出演)
シェイクスピア・シリーズ初参加でラストを飾る記念すべき作品に楽しみと緊張で身震いしています。蜷川幸雄さんの血脈を受け継いだ吉田鋼太郎さん演出のシェイクスピア。藤原竜也さんとの舞台初共演。もう…感動です。とにかく倒れないよう精神力・体力をつけて臨みたいと思います!
今から一年半前、吉田鋼太郎さんと一緒に脚本を選び、『アジアの女』という舞台に挑戦させていただきました。楽しくて仕方なかった稽古と本番を終え、絶大な信頼と尊敬の気持ちが頂点に達している大千穐楽の日に、シェイクスピアのラストを飾る作品へのオファーを直々に頂きました。戸惑うくらいの嬉しさでした。
それがもうすぐ実現します。
かなりの挑戦ですが、吉田鋼太郎さんを信じ続け『終わりよければすべてよし』の世界をちゃんとお届けできるように取り組みたいと思います。
舞台の藤原竜也さんは観客として見るものだと思っていました。自分がご一緒できる日が来るとは。怖いくらい緊張しますが、4月からの3ヶ月間、一番近くで竜也さんを見て、学び吸収し成長できるよう、食らいつきたいと思います!